解説記事 — フレーズフレーズミー

受動態・使役

「〜といわれている」は英語でどう書く?|It is said that と be said to の使い方

30秒でわかる

「〜といわれている」は It is said that 〜主語 + be said to 〜 の2つの形で書きます。もとになる say は「物事を言う」動詞で、人を目的語にできません。だから「人に言う」は say to 人、受動態の主語も物事(または It)が基本です。

×People say her that she is beautiful.
It is said that she is beautiful.
第37位

「〜といわれている」まわりの誤りは、よくある誤り全222タイプの中で第37位。当サービスの人手添削12年分で3,165回指摘されました。say の使い方と受動態の形の両方でつまずきが起きています。

say の基本——目的語は「物事」だけ

say の目的語になれるのは「言う内容(物事)」で、人を目的語にすることはできません。

That is what people say(人が言うこと)のように、say の後ろに来るのはあくまで内容です。

People say that she is beautiful.

(彼女は美しいと人は言う)

誰か「に」言いたいときは、to をはさみます。

He says that to her.

(彼はそのことは彼女にいう)

受動態にすると It is said that 〜 になる理由

say の目的語は物事だけなので、受動態の主語も必然的に物事になります。上の文をそのまま受動態にすると、

That she is beautiful is said (by people). (彼女は美しいと(人に)いわれる)

となりますが、主語が長すぎて頭でっかちです。そこで仮主語 It を立てて、次のようにいうのが普通です。

It is said that she is beautiful.

(彼女は美しいといわれる)

もうひとつの形——She is said to be beautiful.

She is beautiful. という文に is said to を差し込んで、

She is said to be beautiful.

(彼女は美しいといわれる)

という言い方もできます。ただしこれは特別な形の構文で、これに対応する能動態はありません(People say her to be beautiful. とはいえない、ということです)。「主語 + be said to + 動詞の原形」という形ごと覚えてしまうのが早道です。

使い分け表

作り方例文
It is said that 〜仮主語 It + that 節に文をそのまま入れるIt is said that she is beautiful.
主語 + be said to 〜もとの文の主語を前に出し、動詞を to 不定詞にするShe is said to be beautiful.
People say that 〜能動態のまま(「人は〜と言う」)People say that she is beautiful.

まとめ——書いたあとのチェック

この使い分け、実際に書いて試してみる登録なしのおためし3問をAIが採点します

データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「said to do, It is said that(いわれている)の使い方」への照合が 3,165回・0.48%。集計 2026-08-14)。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

← 解説記事の一覧フレーズフレーズミーをはじめる