解説記事 — フレーズフレーズミー

動詞の形(時制)

be to 不定詞とは?義務・予定・運命・可能・意図の5用法と見分け方

30秒でわかる

be to 不定詞は義務・予定・運命・可能・意図の5つの意味で使われる表現です。カギは、義務・予定・意図では「それを決めたのが第三者」の場合に限って使うこと。話し手自身の意志で課す義務なら、be to ではなく must や should を使うのが普通です。

×You are to go home at 5 p.m.(話し手自身が命じている場面で)
You must go home at 5 p.m.

be to 不定詞の5つの用法

be to 不定詞は、ことわざ To see is to believe.(見ることは信ずることである=百聞は一見にしかず)のような直訳的な使い方のほか、義務・予定・運命・可能・意図(願望)の5種類の意味で使われます。この5種類の頭文字には「ギョウカイ」という語呂合わせがあり、「ビート(be to)たけしは業界人」で覚える方法もあります。

もうひとつ大事な共通点があります。「義務」「予定」「意図」の be to は、その義務・予定・意図を生じさせた主体が第三者である場合に限って使うということです。以下で1つずつ見ていきます。

1. 義務——「~することになっている」

義務を課しているのは話し手でも「あなた」でもなく第三者——この例なら寄宿舎の規則や保護者などが考えられます。話し手の意志で生じる義務なら、should や must を使うのが普通です。

2. 予定——「~する予定だ」

この予定を決めたのは、話し手や「彼」以外の人間(大学関係者・イベント運営者など)です。決定に第三者の意志がない場合は、He is going to arrive at ~ などを使いましょう。

3. 意図・願望——「~しようとするなら」

意図の意味では、ほとんどの場合この例のように条件節(if ~)の中で使われます。主体は話し手やその相手ではなく、社会や人類全体——「社会全体にとって望ましいこと」が意図・願望の中身になります。

4. 運命——「~する運命だった」

運命の意味では、この例のように never とともに「決して~することのない運命だった」という形で使われることが多くなります。

5. 可能——「~できる」

使い分け表

用法目印誰が決めたか・特徴
義務規則・決まりの文脈第三者(話し手の意志なら must・should)
予定公式の到着・開催など第三者(本人の予定なら be going to)
意図・願望if ~ の条件節社会・人類全体にとって望ましいこと
運命never を伴うことが多い「二度と~しない運命だった」
可能否定+受け身が典型was not to be found など

まとめ——書いたあとのチェック

この使い分け、実際に書いて試してみる登録なしのおためし3問をAIが採点します

データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(この誤りタイプへのタグ付き照合はごく少数のため、割合は掲載していません。集計 2026-08-14)。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

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