解説記事 — フレーズフレーズミー

前置詞・時の表し方

前置詞 in の使い方|at・to・by との使い分けは「囲いの中」で決まる

30秒でわかる

in の中心イメージは「囲まれた空間・範囲の中」です。街や公園の中で何かをするなら in(go shopping in Harajuku)、地点として点で指すなら at、向かう方向なら to。乗り物は手段なら by car(a も my も付けない)、特定の車の中なら in my carと使い分けます。

×I'm going to go shopping to Harajuku.
I'm going to go shopping in Harajuku.

まず、実際の間違いを見てください

次の3つは、当サービスの人手添削で実際に繰り返し指摘された誤答です(回数は同じ間違いが添削された実測値)。

例文: 私の車で友達と静岡(Shizuoka)に行った。

×I went to Shizuoka with my friend by my car.453回
I went to Shizuoka with my friend in my car.

by car は「車という手段で」の熟語で、a も my も付けない裸の形だけ。my car と特定の車を言うなら、その車の中に乗って行くので in my car です。

例文: 今週末原宿(Harajuku)に買い物に行く予定です。

×I'm going to go shopping to Harajuku this weekend.374回
I'm going to go shopping in Harajuku this weekend.

「原宿に買い物に行く」の「に」につられて to にしがちですが、shopping をする場所は原宿という街の中。go to Harajuku なら to、go shopping の場所なら in です。

例文: 僕は毎日この公園でサッカーをしています。

×I play soccer at this park every day.206回
I play soccer in this park every day.

サッカーをするのは公園の敷地という広がりの中なので in。at はバス停や駅のように場所を点として指すときの形です。

第10位

「前置詞 in」のミスは、よくある誤り全222タイプの中で第10位。当サービスの人手添削12年分で10,135回指摘されました。

なぜ間違えるか——日本語のクセ

日本語では「原宿行く」「原宿買う」「車行く」——「に」と「で」の2つが、方向も場所も手段もぜんぶ引き受けます。だから「に=to」「で=by」と1対1で覚えると、そのまま訳したときに in の出番が消えてしまいます。

英語の前置詞は、訳語ではなくその場所をどう見ているかで選びます。囲いの中と見れば in、点と見れば at、向かう先なら to、手段なら by。同じ場所でも見方が変われば前置詞が変わります。

in = 囲いの中 at = 地点 to = 向かう先
in は境界の中、at は点、to は矢印。「その場所をどう見ているか」で選ぶ。

こう考える——書くときの判断手順

  1. 「〜へ向かう」動きなら to(go to Harajuku)
  2. その場所で何かをするなら、街・公園・部屋など広がりの中は in、駅・バス停など点なら at
  3. 乗り物は、手段なら by car(裸の形のみ)、特定の車の中なら in my car
  4. 集まり・グループの中も in——「私のクラスの生徒」は a student in my class

ここまでは同じ、ここからは別

「〜の」をそのまま of と訳すと崩れる場面があります。

例文: 彼女は私のクラスの生徒の一人です。

×She is a student of my class.127回
She is a student in my class.

「私のクラスの生徒」の「の」は所有ではなく所属。クラスという集まりの中にいる、と見て in を使います。

なお in がいつでも正解になるわけではありません。同じ公園でも「公園(の入口)で待ち合わせる」なら meet at the park のように点として扱うことがあります。その文で場所をどう見ているかが基準です。

まとめ——書いたあとのチェック

この間違い、自分もやるか試してみる

この記事で見た「今週末原宿(Harajuku)に買い物に行く予定です。」を、実際に英語で書いてみてください。書いた英文は AI がその場で採点します(登録は不要です)。

「今週末原宿に買い物に行く予定です。」を英語で書いてみる登録なしで、この1問をAIが採点します

データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「前置詞 in のイメージ(意味と使い方)」への照合が 10,135回・1.5%。集計 2026-08-13)。誤答例の「◯回」は、同じ間違いが人手添削と照合された回数です。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

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