解説記事 — フレーズフレーズミー
前置詞・時の表し方across と through の違いは?|「通って」の英語——表面を横切るか、中を抜けるか
30秒でわかる
どちらも「〜を通って」ですが、対象のとらえ方が違います。across は平面の表面を横切る(道路を渡る)、through は立体の中を通り抜ける(トンネルやドアをくぐる)。「その場所は板か、それとも筒か?」と考えると選べます。
×He walked through the road.
○He walked across the road.
なぜ間違えるか——日本語のクセ
日本語の「〜を通って」「〜を渡って」は、道路でもトンネルでも同じように使えます。ところが英語の前置詞は、その場所を平面と見るか、立体と見るかで語が分かれます。この「とらえ方」の発想が日本語にないため、どちらを選ぶか迷いやすいのです。
across ——平面の表面を横切る
across は、何かを平面的にとらえて、その表面を横切る場合に使います。道路・川・広場など、上をすーっと渡っていくイメージです。
He lives just across the road from me.(道を挟んだちょうど反対側に彼は住んでいる)♪
across そのもののイメージは前置詞 across の記事でも扱っています。
through ——立体の中を通り抜ける
through は、何かを立体的にとらえて、その中を横切る場合に使います。トンネル・森・ドアなど、囲まれた空間をくぐり抜けるイメージです。
She smiled at me as I walked through the door.(私がドアを通り抜けた時、彼女は私に向かって微笑んだ)♪
through そのもののイメージは前置詞 through の記事で詳しく扱っています。
使い分け表
| 語 | 対象のとらえ方 | イメージ | 典型例 |
|---|---|---|---|
| across | 平面 | 表面を横切る・渡る | across the road(道路を渡って) |
| through | 立体 | 中を通り抜ける | through the door(ドアを通り抜けて) |
まとめ——書いたあとのチェック
- その場所を「板(表面)」と見るなら across
- 「筒・囲まれた空間」と見るなら through
- 道路・川は across、トンネル・森・ドアは through が基本
データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(この誤りタイプへのタグ付き照合はごく少数のため、割合は掲載していません。集計 2026-08-14)。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。