解説記事 — フレーズフレーズミー
単語の使い分けsafe と safety・safely の違いは?|「安全」の英語——品詞で使い分ける
30秒でわかる
「安全」の英語は品詞で選びます。safe は形容詞(安全な)・safety は名詞(安全)・safely は副詞(安全に)。名詞を飾るなら safe、動詞を飾るなら safely です。CMでおなじみの「セーフティドライブ」は和製英語で、英語では safe driving と言います。
safe・safety・safely の混同は、よくある誤り全222タイプの中で第113位。当サービスの人手添削12年分で623回指摘されました。品詞の取り違えは、意味は伝わっても確実に減点される種類のミスです。
なぜ間違えるか——日本語のクセ
日本語では「安全」の一語が、「安全な車」「安全を確認する」「安全に運転する」のどれにもそのまま使えます。ところが英語では、同じ「安全」でも文の中での役割(品詞)ごとに形が違います。さらに「セーフティ」というカタカナ語が日本で広く使われているため、名詞形の safety をどこにでも当てはめたくなる——これが混同の正体です。
3語の意味と例文
safe——形容詞「安全な」
safe は形容詞で「安全な」。名詞の前に置いたり、be動詞の後ろに置いたりして使います。
- Drivers should keep a safe distance from the car in front. ♪(前の車と安全な車間距離を保つべきだ)
なお safe には名詞で「金庫」という別の意味もあります(a fireproof safe=耐火金庫)。「安全」という意味の名詞ではない点に注意してください。
safety——名詞「安全・無事」
safety は名詞で「安全、無事」。「安全装置」の意味もあります。形容詞のように名詞の前に置けるのは、safety device(安全装置)や safety first(安全第一)のような決まった言い方に限られます。
- We were able to watch the lions in safety. ♪(私たちは安全な状態でライオンを見ることができた)
日本語の「セーフティドライブ」は和製英語です。safety drive は英語では不自然で、safe driving がもっとも自然な言い方です。
safely——副詞「安全に・無事に」
safely は副詞で「安全に、無事に」。動詞を飾ります。
- Drive safely! ♪(安全に運転して)
使い分け表
| 語 | 品詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| safe | 形容詞 | 安全な(名詞では「金庫」) | a safe distance |
| safety | 名詞 | 安全・無事・安全装置 | in safety / safety first |
| safely | 副詞 | 安全に・無事に | drive safely |
まとめ——書いたあとのチェック
- 名詞を飾るなら safe、動詞を飾るなら safely
- safety は名詞——「安全に運転する」に safety を使っていないか
- 「セーフティドライブ」は和製英語。英語は safe driving
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