解説記事 — フレーズフレーズミー
単語の使い分け「サラリーマン」は英語で何と言う?|salaried man は和製英語
30秒でわかる
日本語の「サラリーマン」をそのまま salaried man と英語にするのは和製英語で、英語ではまずそういう言い方をしません。会社員は office worker や white-collar worker と言うのが普通です。
「サラリーマン」の直訳ミスは、よくある誤り全222タイプの中で第166位。当サービスの人手添削12年分で145回指摘されました。「父は会社員です」のような自己紹介・家族紹介の定番文で起きる間違いです。
なぜ間違えるか——カタカナ語の直訳
「サラリーマン」はカタカナ語として完全に日本語に定着しているため、英語由来の正しい表現に見えます。しかし salaried man は和製英語で、英語圏の相手にはまず通じない・不自然に響く言い方です。「会社員」と言いたいときは、英語側の普通の言い方に置き換える必要があります。
英語での言い方
office worker——いちばん無難な「会社員」
会社勤めの人を指す、最も普通の言い方のひとつです。「父は会社員です」のような文ではまずこれを選べば外しません。
white-collar worker——事務系の勤め人
「ホワイトカラー」=事務系の勤め人という言い方も普通に使われます。工場労働などの現場系(ブルーカラー)と対比する文脈で特に自然です。
company employee——「雇われ人」のニュアンス
「(自営ではなく)会社に雇われている人」というニュアンスを出したいときは company employee もよい言い方です。
salaried worker——通じるが「サラリーマン」とは別物
「給料をもらっている人」という意味で salaried worker と言うことはできます。ただしこれは文字どおり「給与所得者」であって、日本語の「サラリーマン」が持つニュアンスにはなりません。
使い分け表
| 表現 | 意味・ニュアンス | 使えるか |
|---|---|---|
| office worker | 会社員(最も無難) | ○ |
| white-collar worker | 事務系の勤め人 | ○ |
| company employee | 会社に雇われている人 | ○ |
| salaried worker | 給与所得者(「サラリーマン」のニュアンスは出ない) | △ |
| salaried man | 和製英語 | × |
まとめ——書いたあとのチェック
- 「サラリーマン」を salaried man と直訳していないか
- 迷ったら office worker(または white-collar worker)
- 「雇われている」ことを言いたいなら company employee
データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「サラリーマンの英語での言い方」への照合が 145回・0.02%。集計 2026-08-14)。個人が特定できる情報は含みません。