解説記事 — フレーズフレーズミー
冠詞と名詞の形the day と that day の違いは?|「その日」を強調するかどうかで使い分ける
30秒でわかる
the day も that day も「その日」ですが、込められた強さが違います。the day は、どの日か話し手と聞き手の共通理解になっていることを示すだけ。that day は、改めて指をさして「まさにその日」と強調するニュアンスです。強調したい場面なのに the day と書くと、その響きが消えます。
×I saw you seven days ago, on the day, my sister passed away.(「まさにその日」のつもり)
○I saw you seven days ago, on that day, my sister passed away.
the と that の役割の違い
the は定冠詞、that は指示代名詞(指示形容詞)です。どちらも「その」と訳せますが、働きが違います。
the day は、「その日」がどの日を指すか、すでに話し手と聞き手の共通理解になっていることを示すだけです。文脈上わかっている日を、さらっと受ける言い方です。
- I went fishing on the day. ♪(私はその日釣りをしに行きました)
that day には、改めて指をさして「まさにその日」と強調するニュアンスがあります。話の中で「その日」を際立たせたいときに使います。
- I saw you seven days ago, on that day, my sister passed away. ♪(私は君と7日前に会ったね。まさにその日、妹が亡くなったんだ)
使い分け表
| 表現 | ニュアンス | 使う場面 |
|---|---|---|
| the day | 共通理解の「その日」をさらっと受ける | 文脈からどの日か明らかで、特に強調しないとき |
| that day | 「まさにその日」と指をさして強調 | その日を際立たせたい・因縁を語りたいとき |
まとめ——書いたあとのチェック
- 「その日」を強調したいか、さらっと受けたいかをまず決める
- 「まさにその日」と際立たせるなら that day
- 文脈上わかっている日をただ受けるだけなら the day
データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事の誤りタイプへの照合が 11回・0.002%。集計 2026-08-14)。個人が特定できる情報は含みません。