解説記事 — フレーズフレーズミー

前置詞・時の表し方

「久しぶりに」の英語は?|for the first time in a while と after a long time の違い

30秒でわかる

「久しぶりに〜した」は for the first time in a while(しばらくの間で初めて)で表します。for a long time は「長い間」であって「久しぶりに」ではありません。after a long time は「長い時間を経て」という事実だけで、「やっとできた」という感慨は含みません。

×I met my old friend for a long time.
I met my old friend for the first time in a while.

まず、実際の間違いを見てください

次の3つは、当サービスの人手添削で実際に繰り返し指摘された誤答です(回数は同じ間違いが添削された実測値)。

例文: 久しぶりに昔の友人に出会った。

×I met my old friend for a long time.46回
I met my old friend after a long time.

for a long time は「長い間」という意味です。「久しぶりに」なら after a long time、あるいは「長い間会わなかった後に」と考えて after I hadn't seen him for a long time とします。

例文: 久しぶりに昔の友人に出会った。

×I met an old friend after long time.30回
I met an old friend for the first time in a while.

after a long time(a が入ります)は文字通り「長い時間を経て」という意味で、感慨を含む「久しぶり」のニュアンスは出ません。そのニュアンスを出すには for the first time in a while などとします。

例文: 久しぶりに昔の友人に出会った。

×I met an old friend long time no see.23回
I met an old friend for the first time in a while.

long time no see は、久しぶりに会った相手に「お久しぶり」と声をかけるあいさつ言葉です。文中に組み込んで「久しぶりに」の意味では使えません。

第147位

「久しぶりに」の表現ミスは、よくある誤り全222タイプの中で第147位。当サービスの人手添削12年分で282回指摘されました。for a long time・after long time・for a while など、似た形の混同がまんべんなく現れます。

「久しぶり」に含まれる2つの意味

日本語の「久しぶり」には、単に長い時間が経ったという事実だけでなく、その間それが実現できていなかった(やっとできた)という感情も含まれています。英語でどこまで表すかで、表現が分かれます。

after a long time は「長い時間を経て」という事実だけを述べる言い方です。

for the first time in a while は「しばらくの間で初めて」——つまり、その間できていなかったことまで含めた「久しぶりに」です。

実際の場面では、in a while と期間をぼかすより、in ages(何年ぶりにも)や in two months(2ヶ月ぶりに)など、ある程度具体的な期間で言うのが自然です。また、「できていなかった」ほうを関係詞節で明示する言い方もあり、こちらのほうがより一般的かもしれません。

なお、for the first time(初めて)そのものの使い方はat first と for the first time の記事で扱っています。

使い分け表

表現意味「久しぶり」に使えるか
for the first time in a whileしばらくの間で初めて◎ 感慨まで表せる(in ages 等で具体化すると自然)
after a long time長い時間を経て○ 事実だけ。感慨は含まない
for a long time長い間× 期間の長さを言うだけ
long time no seeお久しぶり(あいさつ)× 文中では使えない

まとめ——書いたあとのチェック

この使い分け、実際に書いて試してみる登録なしのおためし3問をAIが採点します

データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事の誤りタイプへの照合が 282回・0.04%。集計 2026-08-14)。誤答例の「◯回」は、同じ間違いが人手添削と照合された回数です。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

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