解説記事 — フレーズフレーズミー

単語の使い分け

use と spend と waste の違いは?|「お金・時間を使う」の英語——浪費と言い切れないなら spend

30秒でわかる

「使う」は3段階——use は道具のように有効に使うspend はお金・時間を消費する(有効かどうかは問わない)waste は完全に無駄にする(浪費)。「お金を使いすぎた」程度で「無駄だった」と言い切れないなら、waste でなく spend を選びます。

×I shouldn't have wasted so much money on the holiday.
I shouldn't have spent so much money on the holiday.

まず、実際の間違いを見てください

次の1つは、当サービスの人手添削で実際に繰り返し指摘された誤答です(回数は同じ間違いが添削された実測値)。

例文: 休日にあんなにお金を使わなければよかった。

×I shouldn't have wasted so much money on the holiday.23回
I shouldn't have spent so much money on the holiday.

waste を使うと「完全に無駄なものにお金を使った」という意味になります。ここではそこまで言い切れるかは微妙なので、spend を使うのが無難です。

なぜ間違えるか——日本語のクセ

日本語の「使う」は、有効に使っても、ただ消費しても、無駄づかいしても同じ一語です。「使わなければよかった」という後悔のニュアンスにつられて waste を選ぶと、英語では「完全にドブに捨てた」という強い断定になってしまいます。英語は「使い方の評価」まで動詞に込める——ここが分かれ目です。

use の意味と例文

use には「(道具を有効に)使う」という意味があります。道具はもちろん、お金や時間や人なども道具と考えて use することができます。

spend の意味と例文

spend も use と同じくお金や時間を使うという意味ですが、「消費する」という意味での「使う」なので、必ずしも有効活用されているとは限りません。また、人を spend することはありません

waste の意味と例文

お金や時間を完全に無駄なことに使う、つまり「浪費する」ときには waste を使います。

使い分け表

ニュアンス対象
use有効に使う・利用する道具・お金・時間・人
spend消費する(有効かどうかは問わない)お金・時間(人は不可)
waste完全に無駄にする・浪費するお金・時間

まとめ——書いたあとのチェック

この使い分け、自分もやるか試してみる

この使い分け、実際に書いて試してみる登録なしのおためし3問をAIが採点します

データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(この誤りタイプへのタグ付き照合はごく少数のため、割合は掲載していません。集計 2026-08-14)。誤答例の「◯回」は、同じ間違いが人手添削と照合された回数です。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

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