解説記事 — フレーズフレーズミー
単語の使い分けability と faculty と talent の違いは?|「能力」の英語——芸術の才能は talent
30秒でわかる
「能力」は3語で守備範囲が違います。ability は「何かができる能力」一般で迷ったらこれ。faculty は視覚・聴覚など生まれつきの能力や特別な技能、talent は芸術・芸能分野の「才能」です。
×He showed an ability for acting at an early age.(演技の才能のつもりで)
○He showed a talent for acting at an early age.
なぜ間違えるか——日本語のクセ
ability・faculty・talent は、大雑把にはどれも日本語で「能力」と訳せます。日本語では「仕事の能力」も「速算の才能」も「演技の才能」も同じ「能力・才能」で言えてしまうため、英語でどれを選ぶかの手がかりが日本語側にありません。英語では「能力の種類」——一般的なものか、生まれつきの感覚か、芸術方面か——で語が分かれます。
ability の意味と例文
ability は、何かができる「能力」一般を表します。普通は不可算扱いですが、複数形で用いて「才能」を表すこともあります。「〜することができて」を意味する形容詞 able の派生です。
- She has the ability to do the job.(彼女は仕事ができる)♪
- a man of abilities(才能のある人)
faculty の意味と例文
faculty は、視覚や聴覚など生まれつき持っている「能力」や、何か特別なことをするための「技能」を表します。
- the faculty of sight(視覚能力)
- He has a faculty for rapid calculation.(彼には速算の才能がある)♪
talent の意味と例文
talent も ability と同じように何かができる「能力」を表しますが、特に芸術や芸能分野での「才能」を表すことが多いです。また、「才能のある人」も表します。
- He showed a talent for acting at an early age.(彼は幼くして演技の才能を見せた)♪
- We have to discover new talent.(我々は新人タレントを発掘しなければいけない)♪
使い分け表
| 語 | 能力の中身 | 例 |
|---|---|---|
| ability | 何かができる能力一般(迷ったらこれ) | the ability to do the job |
| faculty | 生まれつきの感覚・特別な技能 | the faculty of sight |
| talent | 芸術・芸能分野の才能/才能のある人 | a talent for acting |
まとめ——書いたあとのチェック
- 一般的な「〜できる力」は ability
- 視覚・聴覚など生まれつきの能力は faculty
- 演技・音楽など芸術方面の「才能」は talent
この使い分け、自分もやるか試してみる
この使い分け、実際に書いて試してみる登録なしのおためし3問をAIが採点しますデータについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(この誤りタイプへのタグ付き照合はごく少数のため、割合は掲載していません。集計 2026-08-14)。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。