解説記事 — フレーズフレーズミー
単語の使い分けhip と bottom・waist・buttock の違い|「お尻」「腰」の英語はどれを使う?
30秒でわかる
日本語の「ヒップ」は英語の hip とずれています。英語の hip は腰の左右に張り出した部分(骨盤のあたり)で、日本語で言う「お尻」は bottom。hip と buttock は左右に2つあるので通常複数形、bottom は単数形で使います。
体の部位名(お尻・腰まわり)の取り違えは、よくある誤り全222タイプの中で第102位。当サービスの人手添削12年分で731回指摘されました。カタカナ語の「ヒップ」「ウエスト」があるぶん、かえって英語とのずれに気づきにくい間違いです。
なぜ間違えるか——カタカナ語の罠
日本語では「ヒップ」がお尻全体、「ウエスト」が胴まわりを指すので、その感覚のまま hip と書くと英語ではずれます。英語の部位名は「体のどの位置か」「1つか2つか」で分かれているので、4語をまとめて整理しておくのが早道です。
4語の意味と例文
hip——腰の左右の張り出し
hip は、腰の左右に張り出した部分(骨盤のあたり)を指します。左右に2つあるので、通常複数形で使います。
She stood there with her hands on her hips glaring at me.(彼女は私を睨みつけながら、両手を腰にあて立っていた)♪
bottom——座ったときに底になる部分
bottom は、「座ったときに一番底になる」部分=日本語で言う「お尻」で、単数形で使います。
His face is as smooth as a baby's bottom.(彼の顔は赤ちゃんのおしりのように滑らかだ)♪
waist——くびれた胴まわり
waist は、腰まわりのくびれた部分。日本語のウエストとほぼ同じ意味で、4語の中ではいちばん安心して使えます。
The skirt was too big around the waist.(そのスカートは腰回りがぶかぶかだった)♪
buttock——臀部(やや改まった言い方)
buttock は臀部(お尻)のことです。左右に2つあるので、こちらも通常複数形で使います。医療の場面などで出てくる語です。
The doctor gave him some injections in his buttocks.(医者は彼の臀部に何本か注射した)♪
使い分け表
| 語 | 指す部分 | 数 |
|---|---|---|
| hip | 腰の左右に張り出した部分 | 通常複数形(hips) |
| bottom | 座って底になる部分=お尻 | 単数形 |
| waist | くびれた胴まわり(日本語のウエスト) | 単数形 |
| buttock | 臀部(改まった言い方) | 通常複数形(buttocks) |
まとめ——書いたあとのチェック
- 日本語の「お尻」を hip と書いていないか(お尻は bottom)
- hip・buttock を単数形で書いていないか(通常 hips / buttocks)
- くびれた胴まわりなら waist——日本語のウエストと同じ感覚でよい
データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「hip, bottom, waist, buttock の違い(お尻)」への照合が 731回・0.1%。集計 2026-08-14)。個人が特定できる情報は含みません。