解説記事 — フレーズフレーズミー
単語の使い分けinclude と contain の違いは?|「含む」の英語——構成要素なら include、入れ物なら contain
30秒でわかる
「含む」の英語は、中身が全体の一部(構成要素)なら include、入れ物に入っているだけなら contain。迷ったら「中身を取り出しても、外側はそのまま存在できるか?」と聞いてみてください。存在できるなら contain です。
include と contain の使い分けミスは、よくある誤り全222タイプの中で第83位。当サービスの人手添削12年分で980回指摘されました。日本語ではどちらも「含む」なので、区別を知らないまま書くと高い確率でどちらかに寄ってしまいます。
なぜ間違えるか——日本語のクセ
日本語の「含む」は一語で何でもカバーします。「料金にサービス料が含まれる」「箱にお菓子が含まれる」——どちらも「含む」です。ところが英語は、含み方の「関係」で語が分かれます。中身が全体を形作る一部なのか、それとも器の中に入っているだけなのか。この違いを英語は別の動詞で言い分けるのです。
include ——構成要素として含む
include は、中身が全体を形作る構成要素であるときに使います。
This price includes service charges.(この料金にはサービス料金が入っている)♪
「サービス料金」は「この料金」を構成する一部です。サービス料金を抜いたら、その料金はもう同じ料金ではありません。このように、中身を抜くと全体が変わってしまう関係が include です。
contain ——入れ物として含む
contain は、日本語の「コンテナー」からも分かるとおり、外側が入れ物として中身を持っているときに使います。
The floppy disks contain important data.(そのフロッピー・ディスクには重要なデータが入っている)♪
「フロッピー・ディスク」は「重要なデータ」の入れ物です。データがなくてもディスクそのものは存在できます。つまりデータはディスクの構成要素ではありません。このように、中身を出しても外側がそのまま残る関係が contain です。
使い分け表
| 語 | 含み方 | 見分けの質問 | 例 |
|---|---|---|---|
| include | 全体の一部(構成要素)として含む | 中身を抜くと全体が変わるか?→変わる | 料金にサービス料を含む |
| contain | 入れ物として中に入れている | 中身を出しても外側は残るか?→残る | ディスクにデータが入っている |
まとめ——書いたあとのチェック
- 中身は全体の構成要素か、それとも入れ物の中身か
- 抜いたら全体が変わる→include、出しても外側が残る→contain
- 「料金に含む」は include、「容器に入っている」は contain
データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「include と contain の違い(含む)」への照合が 980回・0.15%。集計 2026-08-14)。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。