解説記事 — フレーズフレーズミー
単語の使い分けjoin と belong の違い|「クラブに所属している」は belong to——to の抜けと進行形に注意
30秒でわかる
join は「加わる」という一回の動作、belong to は「所属している」という状態です。belong を使うときの注意は2つ——「〜に」の to を落とさないこと、そして状態動詞なので be belong や進行形にしないことです。
まず、実際の間違いを見てください
次の3つは、当サービスの人手添削で実際に繰り返し指摘された誤答です(回数は同じ間違いが添削された実測値)。
例文: マイク(Mike)はバスケットボールクラブに所属している。
「〜に所属する」は to が必要です。belong 単独では目的語を続けられません。
例文: マイク(Mike)はバスケットボールクラブに所属している。
belong は「所属する」という意味の動詞なので、現在形なら前に be 動詞は要りません。belong を使わずに Mike is in a basketball club. とすることもできます。
例文: マイク(Mike)はバスケットボールクラブに所属している。
belong to は現在形ですでに「所属している状態」を表しており、進行形は使えません。
join・belong まわりの誤りは、よくある誤り全222タイプの中で第115位。当サービスの人手添削12年分で613回指摘されました。誤答は「to の抜け」「be belong」「進行形」の3パターンにほぼ集中しています。
join と belong の違い
join は「参加する・加わる」という行動を示すだけです。加わったその瞬間の動作を指すので、極端に言えば、その直後に辞めていてもおかしくありません。
「所属している」「メンバーだ(だった)」と一定期間の所属を示すには belong to を使います。日本語の「所属している」は状態なので、和文英訳ではこちらを選ぶ場面が多くなります。
belong の2大注意点
- to を忘れない——belong to the basketball club のように、所属先の前に必ず to を置きます
- be belong・進行形にしない——belong は状態動詞で、現在形だけで「所属している」を表せます。「〜している」という日本語につられて is belonging とするのは誤りです。状態動詞と進行形の関係は状態動詞と動作動詞の記事で詳しく扱っています
使い分け表
| 表現 | 意味 | 性質 |
|---|---|---|
| join 〜 | 〜に加わる・参加する | 動作(一回の行動。to は不要) |
| belong to 〜 | 〜に所属している | 状態(to が必須・進行形にしない) |
| be in 〜 | 〜に入っている | 状態(belong to の言い換えに使える) |
まとめ——書いたあとのチェック
- 「加わる」動作なら join、「所属している」状態なら belong to
- belong の後の to を落としていないか
- is belong・is belonging になっていないか(現在形 belongs でよい)
データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事の誤りタイプへの照合が 613回・0.09%。集計 2026-08-14)。誤答例の「◯回」は、同じ間違いが人手添削と照合された回数です。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。