解説記事 — フレーズフレーズミー

前置詞・時の表し方

still と yet の違いは?|「まだ」の英語——位置と文の種類で使い分ける

30秒でわかる

「まだ」の英語は2つ。still は「状態が続いている」で文の中ほど(否定文では not の前)、yet は主に否定文・疑問文で文末に置きます。「まだ決めていません」なら I still haven't decided. か I haven't decided yet.——still を文末に置くのは強調したいときだけです。

×I haven't decided still.
○I still haven't decided.

まず、実際の間違いを見てください

次の2つは、当サービスの人手添削で実際に繰り返し指摘された誤答です(回数は同じ間違いが添削された実測値)。

例文: まだ決めていません。

×I haven't decided still.25回
○I still haven't decided.

still を「まだ〜していない」で使うときの位置は have not の前(I have still not decided. も可)。文末に置くのは still を強調したい場合に限られます。

例文: 卒業後何をするか、もう決めた?いいえ、まだ決めてません。

×Have you already decided what you will do after graduation? No, not yet.17回
○Have you decided what you will do after graduation yet? No, not yet.

現在完了の疑問文の「もう・すでに」は文末に yet を置いて表します。already は肯定文で「もう・すでに」を表す語です。

第171位

still と yet の使い分けミスは、よくある誤り全222タイプの中で第171位。当サービスの人手添削12年分で113回指摘されました。誤りの中心は「still の位置」と「疑問文の yet と already の混同」です。

この使い分け、自分は書けるか試す登録なしのおためしを AI が採点します

still の意味と用法——「続いている」の文中副詞

still は肯定文では状態の継続を表します。

○She is still in the bath.

(彼女はまだ風呂に入っています)

否定文では「〜していない状態が続いている」と捉え、still … not の語順をとります。

○I still haven't read the book.

(私はまだその本を読んでいない)

疑問文なら Are you still watching TV?(まだテレビ観てるの?)。このように still は文の中ほどに置くのが普通で、文末に置くと still の意味が強調されます(He is watching TV still. =彼ったら、まだテレビを観ているのよ)。

yet の意味と用法——否定文・疑問文の文末

yet は主に否定文と疑問文で、文末に置いて使います。

○Has she finished her homework yet?

(彼女は宿題を終えましたか?)

○She has not finished her homework yet.

(彼女はまだ宿題を終えていない)

肯定文で使われると「まだ」や、未来を表す「やがては」の意味になります(You have plenty of time yet. まだ時間はたっぷりあるよ)。また I haven't yet finished the work. のように中位に来ることもあります。

なお、I have still yet] to read the book.(私はまだその本を読んでいない)のように、still と yet が同じ構文をとれる場合もあります。この形では still のほうが yet より実現可能性が高いニュアンスを含むといわれています。still・yet が活躍する現在完了そのものの作り方は[現在完了形の記事で扱っています。

使い分け表

語主な文の種類基本の位置意味の中心
still肯定文・否定文・疑問文文中(否定文では not の前)状態がまだ続いている
yet否定文・疑問文文末まだ〜ない/もう〜した?
already肯定文文中もう・すでに

まとめ——書いたあとのチェック

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データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「still と yet の違い(まだ)」への照合が 113回・0.02%。集計 2026-08-14)。誤答例の「◯回」は、同じ間違いが人手添削と照合された回数です。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

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