解説記事 — フレーズフレーズミー

文型・語順

副詞の位置と語順|always・already はどこに置く?「5時に駅で」はどの順番?

30秒でわかる

副詞は修飾する語の前が原則。ただし be 動詞・助動詞を修飾するときはその後ろです。always・often・seldom・rarely などの頻度の副詞と already は「be 動詞・最初の助動詞の後ろ、一般動詞の前」が定位置。時や場所を並べるときは小さい単位が先(at 10:00 on Wednesday morning)、場所と時が並ぶときは場所が先(at the station at five o'clock)です。

×I eat beef rarely.
○I rarely eat beef.

まず、実際の間違いを見てください

次の4つは、当サービスの人手添削で実際に繰り返し指摘された誤答です(回数は同じ間違いが添削された実測値)。

例文: 牛肉はめったに食べません。

×I eat beef rarely.76回
○I rarely eat beef.

この単元で最多の誤りです。rarely のような頻度を表す副詞は、一般動詞の前に書きます。文末に回すと定位置から外れます。

例文: 牛肉はめったに食べません。

×I eat seldom beef.10回
○I seldom eat beef.

seldom は副詞です。一般動詞の前(be 動詞なら be 動詞の後ろ)に置くのがルールで、動詞と目的語の間には入れません。

例文: 英語を習い始めてからもう6年になる。

×It has been already six years since I started learning English.
○It has already been six years since I started learning English.

already を文中で使うときは、ふつう be 動詞・最初の助動詞の後ろ、一般動詞の前に置きます。It has been なので、最初の助動詞 has の後ろです。

例文: 今週末原宿(Harajuku)に買い物に行く予定です。

×We are going to go shopping this weekend in Harajuku.
○We are going to go shopping in Harajuku this weekend.

時間や場所を表す副詞句は文末に並べることが多いのですが、両方並ぶときには順番があります。場所が先、時間が後です。

第11位

副詞の位置・語順のミスは、よくある誤り全222タイプの中で第11位。当サービスの人手添削12年分で9,167回指摘されました。頻度の副詞を文末や動詞の直後に置く誤りと、時・場所の並べ方の誤りに集中しています。

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なぜ間違えるか——日本語のクセ

日本語は「めったに牛肉は食べない」「牛肉はめったに食べない」のどちらでも通じ、副詞の置き場所が自由です。英語は副詞ごとに定位置があり、外れると不自然になります。もう1つは順番の向きで、日本語は「水曜日の朝、10時に」「軽井沢の別荘で」と大きいくくりから言うのに対し、英語は逆に小さい単位から並べます。

副詞の位置——修飾する語の前、be 動詞・助動詞なら後ろ

形容詞や副詞を修飾する副詞は、原則として修飾する語句の前に書きます。ただし、be 動詞や助動詞を修飾する場合には、その語句の後ろに書きます。

○He plays the guitar amazingly well.

(彼はギターを弾くのが驚くほどうまい——amazingly は well の前)

○She always mixes up his name and mine.

(彼女はいつも彼と私の名前を間違えます——always は一般動詞の前)

○I am usually free on Fridays.

(金曜日はたいてい暇です——usually は be 動詞の後ろ)

○I'll never forget you.

(あなたのことは忘れません——never は助動詞の後ろ)

助動詞が2つ以上あるときは、1つめと2つめの間に置くのが原則です(I have recently been jogging daily.)。never・such・「人に〜させる」の語順は語順のミスの記事で、seldom・rarely・hardly の使い分けはseldom・rarely・hardly・scarcely の記事で扱っています。

時を表す副詞どうし——小さい単位が先

日本語では「水曜日の朝、10時に」と大きいくくりから先に言うのが普通ですが、英語では逆で、at 10:00 on Wednesday morning という語順になります。時を表す副詞どうしを並べるときは、小さい単位が先です。

○The plane is going to take off at 10:00 on Wednesday morning.

(その飛行機は水曜日の朝10時に離陸予定です)

場所を表す副詞どうし——これも小さい単位が先

場所を表す副詞どうしの語順も、日本語とは逆で、小さい単位が先になります。

○They spent the summer in their villa at Karuizawa.

(彼らは軽井沢にある別荘で夏を過ごした)

場所と時を同時に使うとき——場所が先

場所を表す副詞と時を表す副詞が同時に使われるときは、場所の副詞が先になります。

○Please meet me at the station at five o'clock.

(5時に駅に迎えに来て下さい)

使い分け表

副詞の種類定位置例
形容詞・副詞を修飾する副詞修飾する語の前amazingly well
頻度の副詞(always・often・seldom・rarely)・alreadybe 動詞・最初の助動詞の後ろ、一般動詞の前I rarely eat beef. / It has already been …
時の副詞どうし小さい単位が先at 10:00 on Wednesday morning
場所の副詞どうし小さい単位が先in their villa at Karuizawa
場所+時場所が先、時が後at the station at five o'clock

まとめ——書いたあとのチェック

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データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「副詞(副詞句)の順序/位置/語順」への照合が 9,167回・1.40%。集計 2026-08-14)。誤答例の「◯回」は、同じ間違いが人手添削と照合された回数です。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

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