解説記事 — フレーズフレーズミー

動詞の形(時制)

英語の現在形の使いどころ|「〜しています」を進行形にしない場面

30秒でわかる

英語の現在形は「今この瞬間」ではなく、「いつものこと・変わらないこと」の形です。習慣(毎日サッカーをしています=play)・性質・変わらない事実は現在形。今まさに進行中のときだけ進行形(is playing)。そして「家についたら」のような時・条件の言い方の中は、未来の話でも現在形です。

×He is sometimes studying while listening to music.
He sometimes studies while listening to music.

まず、実際の間違いを見てください

次の3つは、当サービスの人手添削で実際に繰り返し指摘された誤答です(回数は同じ間違いが添削された実測値)。

例文: 私の両親は良い助言をたくさんしてくれる。

×My parents gave me a lot of good advice.113回
My parents give me a lot of good advice.

「助言をたくさんしてくれる」——ふだんから繰り返してくれている習慣の話なので現在形。gave にすると「(昔)くれた」という過去の1回の話に変わってしまいます。

例文: 彼はたまに音楽を聴きながら勉強している。

×He is sometimes studying while listening to music.100回
He sometimes studies while listening to music.

「たまに勉強している」は習慣なので現在形。進行形は「今まさにやっている最中」専用です。belong のような状態を表す動詞も進行形にしません(× is belonging → ○ belongs。同型の誤答が74回)。

例文: 家についたら私にメールしてください。

×Please email me when you got home.86回
Please email me when you get home.

「家についたら」の「たら」につられて過去形にする間違いです。時・条件の言い方の中は、これからのことでも現在形 get。will get にする間違いも同じ場所で起きます。

第16位

「現在形の用法」のミスは、よくある誤り全222タイプの中で第16位。当サービスの人手添削12年分で6,041回指摘されました。

なぜ間違えるか——日本語のクセ

日本語の「〜しています」は、習慣(毎日サッカーをしています)と進行中(いま宿題をしています)の両方を同じ形で言います。だから「しています=〜ing」と直訳すると、習慣まで進行形になってしまう。逆に「してくれました」「ついたら」の「た」の音は過去形を誘います。

英語側の区別は単純です——「いつものこと」は現在形、「今まさに」だけ進行形。訳す前に「これは繰り返しの話か、進行中の1場面か」を一度問えば、たいてい迷いません。

場面
習慣・いつものこと現在形I play soccer in this park every day.
今まさに進行中現在進行形I am playing soccer now.
性質・変わらない事実現在形Water boils at 100°C. / Mike belongs to the club.
時・条件の言い方の中(未来でも)現在形Please email me when you get home.

こう考える——書くときの判断手順

  1. 「〜しています」は繰り返し・いつものことか、今まさにの1場面か?——繰り返しなら現在形
  2. every day・sometimes・always などの頻度の言葉があれば現在形の合図
  3. belong・like・know など状態の動詞は進行形にしない
  4. 「〜したら」「〜するとき」の中は、過去形でも will でもなく現在形

ここまでは同じ、ここからは別

「〜しています」でも、続けてきた期間(3時間ずっと・退職後ずっと)を言うなら現在完了・現在完了進行形の出番です——この境目は現在完了の記事で扱っています。また未来の予定の言い分けはwill と be going to の記事へ。

まとめ——書いたあとのチェック

この間違い、自分もやるか試してみる

「僕は毎日この公園でサッカーをしています。」を、実際に英語で書いてみてください。書いた英文は AI がその場で採点します(登録は不要です)。

「僕は毎日この公園でサッカーをしています。」を英語で書いてみる登録なしで、この1問をAIが採点します

データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(添削と誤りタグの照合 655,994回のうち、本記事のタグ「現在形(do、is、are、助動詞の現在形)の用法」への照合が 6,041回・0.9%。集計 2026-08-13)。誤答例の「◯回」は、同じ間違いが人手添削と照合された回数です。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。

著者: 株式会社コンテンツアンドシステムズ(人手添削18.4万件・採点基準416問を運営する、ITと教育の融合をミッションとする会社です)。データの出どころと記事の作り方は運営者とデータについてをご覧ください。

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