解説記事 — フレーズフレーズミー
文型・語順第5文型SVOC(動詞+名詞+名詞)とは?call A B・name A B の考え方
30秒でわかる
call A B(AをBと呼ぶ)・name A B(AをBと名付ける)のように、動詞の後ろに名詞を2つそのまま並べる動詞があります。名詞と名詞の間に BE(=である)を補って「A=Bの状態」と読むのがコツで、as や to などの語をはさむ必要はありません。
動詞+名詞+名詞の形をとる動詞
動詞の中には、次の例のように名詞を2つ従える動詞があります。
- John called Yoko Monkey.(ジョンはヨーコをモンキーと呼んだ)♪
この文の Yoko と Monkey はどちらも名詞です。動詞の直後に名詞が2つ並ぶ——日本語の「AをBと呼ぶ」の「と」につられて余計な語をはさみたくなりますが、この型では名詞を2つそのまま並べます。
考え方——名詞と名詞の間に BE を補う
この形の動詞は、名詞と名詞の間に BE を補って「動詞+名詞+[BE]+名詞」と考えるとうまく読めます。
John called Yoko [BE] Monkey. ——「ヨーコがモンキーである状態を、ジョンが呼んだ」、すなわち「ジョンはヨーコをモンキーと呼んだ」と理解できます。「A=Bの状態」が文の中に埋め込まれている、というのがこの型の正体です。
この形をとる動詞には、次のようなものがあります。
| 動詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| call A B | AをBと呼ぶ | John called Yoko Monkey. |
| name A B | AをBと名付ける | We named our son Jackson. |
| consider A B | AをBとみなす | I consider him a fool. |
| find A B | AがBとわかる | —— |
| make A B | AをBにする | She is going to make me her secretary. |
これらは基本5文型でいう第5文型で、Aを目的語、Bを目的格補語と呼びます(ここではA・Bとも名詞の場合に限った話で、Bが形容詞や副詞になる場合は除いています)。
例文
- I consider him a fool.(私は彼をばか者とみなす)♪
- We named our son Jackson.(私達は息子をジャクソンと名付けた)♪
- She is going to make me her secretary.(彼女は私を秘書にするつもりだ)♪
なお、動詞の後ろに補語を置く文の骨組みという点では、第2文型SVC(動詞+形容詞)の記事も合わせて読むと整理しやすくなります。
まとめ——書いたあとのチェック
- call・name・consider・make の後ろは「名詞+名詞」をそのまま並べる
- 迷ったら名詞と名詞の間に BE を補い、「A=B」が成り立つか確かめる
- 「AをBと呼ぶ」の「と」を as などに訳さない
データについて: 本文の回数・割合は、フレーズフレーズミーの人手添削データ12年分の集計値です(この誤りタイプへのタグ付き照合はごく少数のため、割合は掲載していません。集計 2026-08-14)。誤答例はいずれも実際の学習者の答案に現れた文で、個人が特定できる情報は含みません。